アイザックを卒業し、フライトを始めた元生徒さん達とは、LINEやメールを通して今でもお付き合いが続いています。
もちろん、時にはアイザックに遊びに来て下さることも☆
社内の雰囲気や、訓練の様子、初フライトリポートなどを伺ったり、私からはロンドンやパリ、NYCのお勧め情報をお伝えしたり。
先日は、JALクルーとして飛んでいる市岡チルドレン1号の(笑)Xちゃんより、と~ても素敵なお話を伺いましたので、是非皆さんともシェアしたく、紹介致します。
以下、Xちゃんからのメール。
整備さんとお話していて、熊本地震が起こってからすぐ出した臨時便は、ANAさんのほうが多かったと知りました。
どうしてうちは少なかったのかと聞きましたら、沢山臨時便を熊本に飛ばしても、熊本で被災した人が、臨時便の機内清掃やディスパッチをしないといけない、それがJALは耐えられなかったから落ち着くまではしばらく飛ばさなかったのだと。
臨時便を沢山飛ばしたANAさんに賞賛が集まったとしても、そういうことを大々的に言わないのが、JALらしいな、と思いました。
これこそ、まさに美しい心。
私は感動してしまいました。
本当の支援は、必要な場所、必要な人に適切に届けられるべきですが、それを行うことで弊害は出ないか?逆に迷惑になることはないか?など、先の先まで考えて行動することの大切さを、改めて教えられた気分です。
そして、地震直後、ANAさんほど臨時便を飛ばさなかった理由を、あえて言わないところに、手前味噌ですが、JALの品の良さを感じます。
こういう姿勢は、会社に限らず、至る所で私達も経験しますよね。
どんなに優秀で素晴らしい経験をお持ちでも、ご自身の能力や実績を決してひけらかさない人。
私は男女問わず、やはりそういう方を尊敬しています。
「自分が」「自分が」の、Me Me Me!な女性、ガツガツした女性は(笑)、あまり素敵ではないですよね。
心にも、振る舞いにも、余裕を持って過ごさねば~、と最近バタつき感が半端ない私が、誰よりも強く感じています...。