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Channel: 元JAL・ヴァージンアトランティック航空客室乗務員☆エアライン就活サポート+私が好きなモノ・コト・場所
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歯列矯正のススメ 〜CA&GS目指す皆さんへ〜

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JAL、ANA共に7月には国内線の運航は50%くらいまで戻りそうだという嬉しいニュースもあり、少しずつではありますが、航空業界の需要も回復し始めていますね星


ただ、そうは言っても国際線の運航は依然厳しい状況で、航空業界を目指す皆さんにとって、これから1〜2年は頭を切り替え、別の選択をしなければならない時代になりそうです。

でも、どんな時も、どんな状況でも、”ものは考えよう” 

客室乗務員やグランドスタッフの採用試験が中断している期間に、私が是非お勧めしたいのが、「歯列矯正

歯並びが悪く悩んでいらっしゃる生徒さんは意外と多いのですが、採用が無い今しか出来ないことの1つが、まさにコレだからです。

歯列矯正は早ければ1年半〜2年くらいで真っ直ぐな歯になりますので、採用が再開した頃には、美しい歯並びで自信を持って面接に臨めるはず!


※画像はEKよりお借りしました。

日本は昔から歯に対する意識がとても低く、やっとここ10年くらいでしょうか、歯列矯正をしている子供をよく目にするようになったのは。

そんな背景もあり、日本の航空会社の場合は、採用試験の際に、歯並びを厳しくチェックされることはないのですが、外資系エアラインの採用試験では、スキンチェックと同様に、必ず行われているのが歯並びチェック。

欧米諸国、時にアメリカでは、bracesをつけるのは当たり前で、中学生くらいまでに矯正をし、歯を真っ直ぐに治すのが一般的なので、歯並びが悪い人はほとんどいないのです。

実は私も歯並びが悪く八重歯がありましたが、15歳でアメリカに引っ越した際に、現地で歯列矯正をしました。

当時聞いた話では、子供の歯並びが悪いままにしておくと、親のintelligenceが疑われる、とかで、親も慌てて私に歯列矯正を勧めたのかも。笑

グローバルスタンダードが浸透するにつれ、日本の航空会社も今後はその辺も重視するようになるかもしれませんね。

歯並びといえば、私には忘れられない出来事が。

昔々の大昔、ある企業の役員を務める知人から「僕の顧客の〇〇さんが、JALの客室乗務員と食事がしたいと言ってるんだよね。セッティングしてもらえる?」と頼まれたことがありました。

その顧客の方、仮にXさんと呼びますが、Xさんは芸能人とはまた違いますが、ある意味とても有名人で、当時はその方を特集した番組が組まれたことも。

知人の頼みですし、そんなXさんの希望に応える為、当日はJALの仲良し同期のAちゃん、可愛い後輩のBちゃん、そして、”おJALでござる”時代に入社され、まさにザ•JALデスのようなC先輩にお付き合い頂き、指定されたレストランに向かいました。

話の内容はかなりつまらなかったのか、ほとんど覚えていないのですか... 唯一覚えているのが、フェラーリの話。
何故なら、その話ばかり、恐らく30回くらい?繰り返されたから。

もしかして、他の記憶がないのは、Xさんが本当にそれしか話してないから??びっくり

「どれほどフェラーリが好きか」
「何台所有しているか」
「お金があっても買えない車なんだ」

などなど、延々と語っていたようなタラー

私を含め誰もその手の話に興味が無く...機内でお客様の話し相手をするノリで適当に丁寧に相槌をうち、その会食は終了。

そして、レストランを出て男性陣と解散後、私達4人が思わず一斉に言った言葉が

「そんなにお金があるなら、先ず歯を治せば良いのに」

そう、Xさん、残念なことに、かなり歯並びが悪かったんです。

2時間ちょっとの会食中、JALチーム全員が同じことを考えていたとは...

移動はファーストクラスだと仰っていましたが、ビジネスで国際線のファーストクラスに乗るお客様はステータスのある方も多く、米系エアラインならクルーは間違いなく、お客様の「歯」も見ていたはず...

いくらファーストクラスを利用しようと、素敵な装いでブランド品を持っていようと、「歯」が美しくなければ、アメリカではNGです。

Xさん、それっきりお会いすることはありませんでしたが、フェラーリに費やすお金を少しでも歯の治療に使っていれば...と願いますわ。











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