新卒で入社したJALでは、クルーとしてはもちろんのこと、人としての”基本の基” を学ぶことが多かったように思います。
その一つが、立つ鳥跡を濁さずの精神。
お客様がご搭乗される前、準備も終わり時間に余裕がある時は客様の座席に座ってホッと一息なんてこともありましたが、OJT中に、座席から立ち上がった後すぐにその場を離れようとした私に、先輩が、「きちんと座席の上のシートベルトを綺麗に戻しなさい!」とピシャリ
今はシートの仕様により背もたれ側に寄せて置かれているようですが(↓)、以前は、お客様がお座りになる前の座席のシートベルトは必ずハの字に並べていました
その上にちょっと座っただけでも、ハの字型が崩れることもあり、少しでもハの字が崩れたらちゃんと元に戻しなさい、ということです。
言われてみれば当たり前のことなのですが、急いでいたり、突然先輩に呼ばれたりしますと、思わず自分が座っていた席を振り返ることもせずに次の行動に移りがちに。
オフィスなどでも、サッと立ち上がって椅子を元に戻さずに移動してしまう人が多いような。
慌ただしい状況でこそ、自分が使っていた椅子をきちんと元に戻す、机を綺麗に整えてから退社するなど、”立つ鳥跡を濁さず” を大切にすると皆さんの印象は知らず知らずのうちにぐんと良くなると思います
ちなみに、この精神は物理的なことだけでなく、何においても引き際は美しく、という意味ですから、会社を退職する時や、恋愛でも(笑)大切に
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