航空会社にとって収入源の1つが実は機内販売
JALでは経営破綻後、社員一人一人が採算意識を持ちながら働くようにと意識付けがされています。
例えば、飛行機を1機飛ばすのに、何席ご利用頂いていれば黒字化するのか、そんなことを念頭に置きながら、客室乗務員もフライトをしているわけですが、そんな意識は、機内販売の売り上げにも。
JALは基本的にグループで飛びますが、グループ内で、セーフティリーダーと同じようにセールスリーダーなどを決めています。
リーダーと言えば、”ビューティーリーダー” なんてポジションを勝手に作り、最新の美容情報を発信します!なんて言っていた同期もいましたっけ
話が逸れましたが、そんなセールスリーダーやチーフを中心に、機内販売にも力を入れるわけですが、いくら販売しても、CAのお給料には反映されないことが、外資系エアラインとの違いでしょうか。
私がJALから転職したイギリスのエアラインヴァージン•アトランティック航空では、機内販売の売り上げの10%をそのフライトに乗務していたクルー全員で割り、コミッションとしてお給料と一緒に振り込まれるというシステムでした。
当時、ロンドン⇄成田便は毎フライトがど満席で、”ドル箱路線” と呼ばれていた時代。
機内販売も、本当に多くのお客様がお買い上げ下さるので、セールスカートを引いて機内を一周するのに2時間も3時間もかかることも普通でした。
ある意味、ミールサービスより大変だったかも?と思うほどの機内販売ですが、売れれば売れるだけ、クルーのお給料が増えるのですから、みんな頑張るものですわ
こういう制度も、リチャードならではの考えだったと思いますが、社員が使えるフリーチケット(いわゆるEF) についても独自のシステムがあり、振り返ると本当に素晴らしいエアラインでした。
それについては、また次回書きたいと思います
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