2年ぶりに再開されたJALの客室乗務職採用試験。
エントリーシートに初めてPCスキルを記入する欄が設けられていましたね。
それは、Word, Excel, PowerPoint の使用頻度を入力するというもの。
JALでは、2014年にiPad miniが貸与されマニュアルもデジタル化していきましたが、それまではいわゆるPCスキルは全く必要のない職種と考えられていたと思います。
マニュアルは全て紙。
Cabin Attendant Manual、通称CAMと呼ばれていた分厚いファイルを常に持ち歩き、updateがあれば該当ページを各自が差し替えるという、あまりに原始的な作業を繰り返し行なっていたわけです。
昔はよく「クルーはつぶしがきかない」と言われていたのはまさにそんな理由から。
一般企業で当たり前のように求められるPCスキルや事務作業が全く出来ないわけですから、クルーを辞めた後、一般企業への転職に苦労した方は少なくないと思います。
今では、iPad のマニュアルどころか、出向先でどっぷりパソコンと向き合う毎日となる可能性もあるわけですし、PCスキルはCAにとってもessential skillとなったわけですね。
日本でも小学校からプログラミング教育が必修になる中で、いわゆるITC教育が少しずつ進んでいるようですが、まだまだ紙ベース、手書き、が多いのも事実。
私は34年前、15歳でアメリカに引っ越しましたが、既に当時の現地校では、コンピューターの授業や一般的なタイピングの授業は必修でしたので、その頃からPCに触れる機会がありました。
「元CAなのにパソコンが使える」珍しい存在として、比較的スムーズに外資系金融機関へ転職出来たのは、まさにそのお陰です
先が読めない時代だからこそ、どんな職種に就こうとも基本的なPCスキルと英語力の2つは、みがいておいて損はないと思います
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