今ではすっかりお客様として、お世話になることばかりの日本航空。
最近立て続けに、「さすが!JAL!」感じずにはいられない出来事がありました。
一つは先月ミラノ出張に行く際の出来事。
残念ながら今はミラノ便がない為、パリやロンドン経由でミラノに入ることになります。
私は乗り継ぎ時間など考慮してパリ経由を選び、パリからはエアフラを利用してミラノ入りの予定にしていたのですが、エアフラがなんとまさかのストライキ![]()

羽田空港に着いた時点で、エアフラが飛ばないことが確定しており、一瞬途方に暮れてしまいましたが... JALスカイのグランドスタッフの方が、親身になって他社便の空席状況や手段を繰り返し調べて下さり、なんとか同日中にミラノ入り出来る方法を探し、お席も確保して下さいました。
羽田空港→成田空港へ移動し、BAでロンドンに飛び、またBAでロンドンからミラノに入るという方法で、移動や乗り継ぎ時間を考えると、楽ではありませんでしたが、同日中にミラノ入り出来たお陰で翌日からの予定が狂うこともなく、本当に本当に助かりました。
そして二つ目は、つい先日、NY出張から帰国した際の事。
NYCが雷と大雨で飛行機が着陸出来ず、使用する機材の到着が遅れたことにより、日本へのフライトも7時間以上遅延してしまいました。
定刻では13時過ぎにはJFKを発つ予定が、実際には21時近くに離陸...
前夜からお知らせメールは頂いていましたので帰国日の午前中にextra timeが出来たことは良かったのですが、問題は羽田空港到着後です。
何故なら羽田空港に到着したのは夜中12時近くだったから![]()

遠方にお住まいの方々の中には交通手段も無くなってしまった方もいらっしゃったと思います。
そんな状況の中、日本航空が全てのお客様の宿泊、交通手段を確保し提供して下さったのです!
ステータスがダイヤモンドのボスと一緒でしたので、地上係員の方がドアサイドまで迎えに来て下さり、丁寧にご案内して下さいましたが、私が「全てのお客様の宿泊や交通手段の確保されるとご負担がかなり多くて大変ですね」とお声掛けると、その地上係員の男性は一言。
「イレギュラー時の対応も含めて日本航空を選んで頂いていると思っておりますので」と。
なんとも爽やかな笑顔でそう仰ったのが(夜中12時過ぎに!笑)、本当に印象的で、心の中で "さすがJAL!"と叫んでしまいましたわ。
いづれの話も、JALには全く非が無いイレギュラー。
しかも天候による遅延や欠航は、航空会社には全く責任はないのです。
外資系エアラインでしたら、真夜中の空港に放り出されて終わりだったでしょう...![]()

企業も、人間も、いざ何かが起きた時にどう行動するか、そこで真価が問われることを実感した出来事でした。
鶴丸は信頼の証ですね。